今日は俺の学び方に対する考えをここに記したいと思う。
殊勝な人は
「この話は人に聞いたんだけど・・・」
「この方法は本で読んだんだけど・・・」
と、「自分の知識」ではないように話す。
しかし、人に聞いたとしても、本で読んだとしてもそれを噛み砕いて自分なりに表現できれば、それは自分の知識といっても過言ではない。
そうでなければ、本を読んで勉強しても全ては先人のパクりになってしまう。
世の中の法則・事例はほとんど誰かがすでに知っている。経験している。
もし自分が世界で 1番最初に何かを発見したなら、それは一大事である。
世の中の教えは、すでに先人にあらかた開拓されているのである。
だからまず最初にやることは、知識や方法は「パクる」。
同じようにやってみる。
他にも方法があればそれをパクる。それを繰り返していくうちに自分にあった知識・方法に自然と気づく。
自分にあったそれを磨いていく。
そして応用する。
この「応用」出来るところまでいけば、もう立派に自分のものである。
あくまでも自分なりに昇華すること。これが出来なければただのパクりだ。
自分は仕事を教えるときも、まずは基本(マニュアル)をパクらせる。
自分が仕事を覚えるときも、まずは先人の方法をパクる。
逆に、「マニュアルなど無い。自分で出来る奴の背中を見て覚えろ」的な教え方は合っていない。そう言われればやるが、「効率悪いな」と思いつつやるだろう。
すでに先人が「時間」をかけた経験で、知識を持っているに関らず新人にその知識を1から覚えろ。というのはなんとも時間がもったいない。
先人はその知識を惜しまず披露し、新人は「人の真似はヤダ」などと言わずしっかり吸収する。
その知識をそのまま使ったら「ただの真似」だが、そこから自分で考え、さらに改善していけばいいのである。
先人と同じ事を繰り返す非効率的な学び方から、先人の開拓した所から更に新人のパワーもプラスして、更に成長していきたいと思う。

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