中国輸入を教えていると、
「鈴木さんは最初から仕入れがうまかったんですよね」
と思われることがあります。
全然そんなことありません。
むしろ昔は、今考えるとかなり初歩的な失敗もしています。
2012年1月。
タオバオで商品を探していたときのことです。
同じような商品を販売しているページを2つ見つけました。
でも、写真の撮影角度が違う。
色味も少し違う。
商品ページの見せ方も違う。
当時の私は、
「これは似ているけど、別の商品だな」
と判断しました。
そして、より良さそうに見えた方を仕入れた。
ところが商品が届いて確認すると――

同じ商品でした。
しかも私が選んだ方は、
約1000円高かった。
完全にやられました。
……というより、
自分で勝手に別物だと思い込んでいただけです。
商品写真は信用しすぎてはいけない
中国輸入では、同じ商品でも販売者によって写真がかなり違います。
照明が違う。
撮影角度が違う。
背景が違う。
画像加工が違う。
モデルが違う。
それだけで、まったく別の商品に見えることがあります。
逆に言えば、
「写真が違う=商品が違う」
ではありません。
これは今でも基本です。
ただし、2012年と2026年では大きく違うことがあります。
今は「目」だけで判断する必要がない
当時は基本的に、自分の目で商品写真を見比べていました。
だから、
「似ている気がする」
「でも少し違う気もする」
という世界です。
2026年なら、ここにAIや画像検索を入れられます。
たとえば候補商品を見つけたら、
・画像検索で同じ商品がないか調べる
・商品画像をAIに見せて違いを比較させる
・サイズ、重量、素材、型番を比較する
・付属品やパッケージを確認する
・商品説明の数字を比較する
これだけでも、勘違いはかなり減らせます。
AIに、
「この2商品は同一商品の可能性が高いですか?」
と聞くだけでもいい。
もちろんAIが100%正しいわけではありません。
だから最後は商品情報や販売者への確認も必要です。
でも、
昔のように「自分の目だけ」で判断するより圧倒的に強い。
1000円の差は、100個なら10万円になる
私の場合、このときの差額は1個約1000円でした。
1個なら、
「まあ1000円か」
で終わるかもしれません。
でも物販では数量が増えます。
10個なら1万円。
100個なら10万円。
500個なら50万円。
同じ商品なら、仕入れ価格の差はそのまま利益の差になります。
だから仕入れでは、
「売れる商品を見つける」
だけでは足りません。
「同じ商品を、より良い条件で仕入れられないか」
ここまで確認して初めてリサーチです。
昔の失敗が、今ならAIで減らせる
私は中国輸入を始めた頃、本当にいろいろな失敗をしました。
でも、その失敗があったからこそ、
「どこを確認すれば事故が減るのか」
が分かるようになりました。
そして今の初心者には、当時の私にはなかった武器があります。
画像検索。
AI。
翻訳。
比較ツール。
昔は経験を積まないと見抜けなかったことを、今はテクノロジーでかなり補える。
だから初心者ほどAIを使った方がいい。
AIに全部任せるためではありません。
自分の思い込みを疑うために使うんです。
私が1000円高く買った原因も、
知識不足というより、
「これは別の商品だ」
と思い込んだことでした。
物販で怖いのは、
分からないことより、
「分かったつもりになること」。
2026年の中国輸入では、
自分の目で見る。
数字で確認する。
そしてAIにも確認させる。
この3つを組み合わせるだけで、
昔の私と同じ1000円の失敗は、かなり減らせると思います。
失敗しない人が強いのではありません。
同じ失敗を繰り返さない仕組みを作れる人が強い。
私自身、1000円高く仕入れたところから学んできました。
動画:https://youtu.be/Im49N9-_Eos
